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2009.04.07
食の教室活動応援企画『クリストルCEOとの対談レポート』

Logo Version 15皆様、こんにちは。今回は、キッチンライフ・料理教室ナビと接点を持ち、食とライフスタイルの伝道士として活躍される地域の料理教室主宰の先生と、そのような活動を応援したいという食に関するお仕事にたずさわる方との対談企画、第一弾を開催しましたので、そちらをレポートします。

 

◆対談者紹介

◇クリストフル ジャパン 株式会社 マネージングディレクター&CEO イブ・アルマニー氏◇
創業175年以上の歴史を持つ、フランス銀食器の老舗であるクリストフルの日本法人マネージングディレクター&CEOイブ・アルマニー氏。

クッキングサロン原宿   植野一恵先生
植野先生の教室は、親子3代で料理の教室を主宰してきており、約40年の歴史があるそうです。現在80歳を越えられる植野先生のお母さまの高塚理恵先生が 代表を務め、植野一恵先生、そして現在は、植野先生の娘さんの瑞恵(みずえ)先生が講師として活躍中です。教室を通して次の世代へと食文化の橋渡しをし続 けてきています。

植野先生の教室でも、銀器の人気は、高いそうで、普段からよく使用されているそうです。また、先生の教室では、毎年フラン スからの留学生を多く受け入れ、食を通した文化交流を積極的に行われているそうです。フランスからの留学生は、まんがなどを通して、日本の文化を良く知っ ているそうです。

interview_1◆ フランス語で気さくにごあいさつからスタート!
(高塚先生にごあいさつさせて頂き、貴重なお話を聞かせて頂いた後)対談の場所クリストフルの青山ブティックへ向かいました。先生の教室からは、割と近いということもあって、少し早目に到着しました。
3時を少しを回ったところで、代表のイブ・アルマニー氏が到着。さっそく、ごあいさつ。実を言うと、今回の同行者である瑞恵先生は、フランスへの留学経験もあり、フランス語がお話できるということで、有無を言わさずフランス語での対談が始りました。

まずは、自己紹介を兼ねて、植野先生が主宰する教室の説明をし、フランスとの交流も盛んだということをご紹介。イブ氏も、実際に教室で、そのような楽しい文化交流がくりひろげられていることに、少し驚いた様子です。

そして、自然に対談が始まりました・・・・
植野先生:昔の、銀器(ぎんき)は、重さがありました。重厚な料理には、やはりあの重みがなんとも言えない特別感を感じさせてくれてとても良いと思いました。

interview_2イ ブ氏:私も”重さ”については同感です。しかし、消費者の考え方で、「商品」として変化してきたということは事実です。昔は、シルバーコーティングの中の 物質が重かったのですが、今は、それよりも軽い仕上がりになっています。日本人は、もともと軽い箸を使って食事をしますね。だから、軽くて、小さなものが 好きですよね。
植野先生:わかります!30年前の教室では、サイズが大きすぎて、使用できないものもありました。だけど、今は日本の食卓習慣にも合う”サイズ”ですね。
イブ氏:日本の一般の人は銀器をどうやって楽しむべきか、ご存じない方が多いです。それからもっとマナーを教えるべきですね。

 

植野先生:もちろんです!私の教室では、母(高塚先生)がとっても厳しく教えています。
イブ氏:銀は、清潔で、殺菌効果もあります。料理そのままの味を口の中に運びます。ですから、赤ちゃんに銀のスプーンをプレゼントする習慣があります。

interview_3植野先生:フランスでは、銀器の文化が始ったのはルイ14世の後の話ですよね?その前は、手で食事をしていたんですよね?
イブ氏:そのとおりです。最初は、手。そのあとは、木のスプーンを使用していたそうです。ナイフやフォークを使う文化は、イタリアからの影響で始まったそうです。
植野先生:そういう意味では、日本は始めから箸で食事をしていたということは、素晴らしいことですよね?
イブ氏:そうですね。当時のフランスは上品とは言えませんでした。ルイ15世のときから、上流階級にカトラリーを使用する習慣が根付き始めます。有名なル イ15世の愛妾ポンパドール夫人の功績が大きいです。そして、純銀(シルバーコーティングではない)のカトラリーを使い始めるのです。
その後19世紀に産業革命がおきます。そこで生まれたのが中流階級の人たちです。彼らは、上流階級のマネをしたがったのです。クリストフルの創設者である、シャルル・クリストフルは、銀メッキの特許技術を購入し、コーティングの銀器の製造を開始しました。
植野氏:なるほど!じゃあ、クリストフルさんは銀器を広めたという功績があるんですね!

 
interview_4◆クリストフルの今後の展開は?

植野先生: 175年以上の歴史をもってして、今後の日本ではどのように展開していきたいですか?
イブ氏:私たちは、フランスの銀器を持ってきて、日本の食事をするときにも銀器を使ってください!というようなことは全く考えていません。やはり、その国 の文化を尊重しながらやっていくということが非常に重要だと思います。日本独自の食文化であるお寿司を食べる時に、銀器を使うということは非常におかしな 話だと思います。例えばスィーツを食す時などに、銀のカトラリーを使っていただけると良いと思っています。
interview_7植野先生:箸は、いつぐらいからお作りになられているんですか?文化の融合ということですか?
イブ氏:10年以上前からです。箸は、アジア固有の文化なので、西洋の食文化との交流で新しいものが生まれることの一つです。
現在は、フランス人もお箸を使っています。食卓の交流で、お互いの人間性をしり、文化の交流になると思います。
植野先生:そういえば、教室に来るフランス人生徒さんも年々箸の使い方が上手になってきています。

(・・・と、ここで時間の都合もあり、対談は終了。長時間にわたり、お二方に見識を深めることができ、とっても良い時間になったと思います。)

interview_5◆ 対談を終えて
◇植野一恵先生から
イブ氏の人柄に触れることができて、とても良かったと思います。感銘したのは、互いの固有の文化を尊重しあい、それを活かして拡げていきたいというお話で す。和と洋の文化を混同してはダメ。それぞれの独自性を守ったうえで、交流していくことが重要だと話されていましたね。
教室で、和洋中と様々な食文化を教えている人間としては、非常に共感できるところがたくさんありました。

教室で、(様々な食文化である)和洋中を教えている人間としては、非常に共感できるところがたくさんありました。

◇イブ・アルマニー氏から
チャーミングなお二人とお話することができて、とても良かったと思います。また、関心を持ってお話をして頂いたので、私自身にとっても刺激になりました。
植野先生の教室は親子三代で、教室をつづけてきていることに感動しました。フランス人留学生との交流も盛んということで、きっと素晴らしい食卓文化交流を教室という場でなさっているのでしょうね。とっても良いことですね。
模索しながらとなりますが、これからも地域密着の料理教室主宰者の方の活動を応援していきたいと思います!

 

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